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安全のために
リチウムイオン電池(LiB)とは?
リチウムイオン電池は、従来の電池と比べて高電圧で重量あたりのエネルギー密度が多い反面、電解液は可燃性であり、リチウムイオン蓄電池の電解液の引火点は 40℃前後であり、消防法上は、第四類第二石油類に該当します。短絡(ショート)により発熱した場合、爆発的なエネルギーの発生が予想されます。一般的にエネルギー密度と安全性はトレードオフの関係性とされており、リチウムイオン電池の性質としてその危険性も十分に認識される必要があります。
安全のため、リチウムイオン電池(LiB)は下記の注意事項に留意し、正しく使用して下さい。
- 電池を分解又は改造してはいけません。発火・破裂・漏液・故障・火災の原因となります。
- 電池を加熱したり、火中に投下したりしてはいけません。また、直射日光の当たる場所に保管することは避けて下さい。
- 充電時、1時間程度で温度上昇(3.0℃から4.5℃)があることを十分配慮して下さい。使用温度範囲(0℃から35℃)を超えてしまう恐れがあります。
- 充電は換気のよい場所で行って下さい。寝具の下や可燃性物質の上での充電を行わないで下さい。
- 水没した(濡れた)電池を充電しないで下さい。発火・破裂・漏液・故障・火災の原因となります。
- 極端な高温(夏季、炎天下の車内に放置など)・低温(冬季、真冬日の室外での使用など)下の使用環境では、規定の性能が得られない場合があります。
- 電池を短絡(ショート)させてはいけません。電池を互いに短絡させるような、又は導電性物質によって短絡を引き起こすような状態で、箱又は引出しの中で乱雑に保管してはいけません。
- 電池に衝撃を与えてはいけません。
- 圧迫や落下により変形などの異常が見られた場合、直ちに使用を止めて下さい。発火・破裂・漏液・故障・火災の原因となります。
- 電池から漏液がある場合、液に直接触れてはいけません。万一、皮膚に付着又は目に入った場合、接触部を大量の水で洗い流し、医師の診察を受けて下さい。
- 専用の充電器以外で充電を行ってはいけません。
- 対応機種以外に電池を用いようとしないで下さい。
- 未使用又は使用済みの電池は絶対に子どもの手の届かない場所に保管して下さい。
- 電池を誤って飲み込んだ場合、直ちに医師の診察を受けて下さい。
- 電池は、清浄で湿気の少ない場所に保存して下さい。
- 電池の端子が汚れていた場合、乾いた布で拭き取って下さい。
- 外部接続端子内や充電器コネクターに、導電性の液体(汗、飲料水等)や異物(塵、埃等)の混入がないようにしましょう。導電性の液体・異物が付着した状態で充電すると、接続箇所で短絡し、異常発熱や変形、焦げ等が発生する恐れがあります。
- 電池の充電終了後には、専用充電器から取り外し、つないだまま放置しないで下さい。
- 長期間保存した場合、電池に対し充放電を何度か繰り返さないと、規定の性能が得られない場合があります。
- 製品の取扱説明書を保管し、必要なときに参照して下さい。
- 電池を用途外に使用しないで下さい。
- 充電が最後までできない、使用時間が突然短くなった、充電中の温度上昇が異常である場合等には使用を止め、ご相談下さい。
- 膨張、異音、異臭など異常が見られた場合、直ちに使用を止めて下さい。発火・破裂・漏液・故障・火災の原因となります。
- 環境保全のため、また、破裂の危険性があるので、自分で処分することは危険です。モバイル・リサイクル・ネットワーク(MRN)などの団体が行っている回収制度をご利用下さい。
下記のような兆候が現れた、取り扱いを行ったLiBのご使用は大変危険ですのでお止め下さい。
- 突然使用時間が短くなった。
- 充電中、以前と比べて熱くなっている。
- 膨張、変形し、液晶パネルに関渉している。
- 充電しても満充電されない。
- 充電中にパチパチ、チリチリという異音がした。
- 充電中に異臭を感じた。
- 端末を水没させたが、時間が経ち使用できるようになったので使用した。
- 夏季の車内等、直射日光を受けるような高温下で長時間放置していた。
- 長期間使用せず、完全放電させてしまった。
- 鞄等に入れていたが、鞄を投げる等を行い端末に強い衝撃を与えた。
- 端末をズボンの後ろポケットに入れたまま座る等により、端末が変形するほどの強い外圧を与えた。
その際は、ホームページ等で告知させて頂きますのでお客様におかれましては、何卒ご理解、ご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
お客様には、ご迷惑とご心配をおかけすることがないよう、努めてまいりますので、今後ともデジフォース製品をご利用いただけますようお願い申し上げます。